失墜ぺレス!その代役は本当に角田で務まるのか?戦績を振り返る
2024年のF1シーズンも中盤に差し掛かり、レッドブルレーシングのドライバーラインアップに関する噂が飛び交っています。特に注目されているのは、セルジオ・ペレスのパフォーマンスとその後任候補についてです。この記事では、ペレスと角田裕毅の2024年シーズンの戦績を比較し、ペレスの契約状況や代役候補について詳しく探ります。
ペレスの代役は角田?2024年シーズンの戦績比較
- 2024年度!ペレスのパフォーマンス
- 2024年!角田裕毅のパフォーマンス
- 角田以外の代役が強くささやかれている状況
2024年度!ペレスのパフォーマンス
セルジオ・ペレスは2024年シーズンの折り返し前に新たにレッドブルと契約を延長しましたが、その後のパフォーマンスは期待外れと言わざるを得ません。直近の6レースでわずか15ポイントしか獲得しておらず、チーム内外からのプレッシャーが高まっています。
グランプリ | 予選順位 | 決勝順位 |
---|---|---|
バーレーン | 5 | 2 |
サウジアラビア | 3 | 2 |
オーストラリア | 3 | 5 |
日本 | 2 | 2 |
中国 | 2 | 3 |
マイアミ | 4 | 4 |
エミリア・ロマーニャ | 11 | 8 |
モナコ | 16 | リタイア |
カナダ | 16 | リタイア |
スペイン | 8 | 8 |
オーストリア | 8 | 7 |
イギリス | 19 | 17 |
6月以降の彼のパフォーマンスの低下は、特に著しいです。これまでも、年度初めはかなり高いパフォーマンスを発揮していました。契約延長のこの時期になると、パフォーマンスが低下してしまうことが問題です。特にシルバーストーンでのQ1敗退という結果は、彼の立場をさらに不安定にしました。
2024年!角田裕毅のパフォーマンス
一方、角田裕毅は2024年シーズンで安定したパフォーマンスを見せています。特に日本GPでは、マックス・フェルスタッペンやフェルナンド・アロンソと肩を並べる走りを見せ、注目を集めました。彼の成績は、レッドブルのシートにふさわしいと評価されることもありますが、過去の発言や人気の面で不利な立場に立たされています。
グランプリ | 予選順位 | 決勝順位 |
---|---|---|
バーレーン | 11 | 14 |
サウジアラビア | 9 | 15 |
オーストラリア | 8 | 7 |
日本 | 10 | 10 |
中国 | 19 | リタイア |
マイアミ | 10 | 7 |
エミリア・ロマーニャ | 7 | 10 |
モナコ | 8 | 8 |
カナダ | 8 | 14 |
スペイン | 17 | 19 |
オーストリア | 14 | 14 |
イギリス | 13 | 10 |
中位チームでありながら、安定して10位付近の順位を獲得していることは素晴らしい結果ですね。予選でも、Q3進出していることが多く、車との相性も良くなってきているように見えます。
2024年シーズンの角田とペレスの戦績比較
ペレスと角田の2024年シーズンの戦績を比較すると、ペレスが3-9で勝利していることがわかります。この結果は、角田がペレスの後任としての判断には使えません。なぜなら、同じF1という舞台で戦っていても、資金力と開発力で、レッドブルとRBではチームとしての強さが違うからです。レッドブルのペレスは10位を取得しても失敗ですが、角田にとって10位は3位表彰台と同じような価値になります。
一本ポイントをかけて争っていることは、どのチームでも間違いありません。ですが、ポイント獲得が確実といえるレッドブルと、RBの角田を単純に比較することは難しいです。
角田以外の代役が強くささやかれている状況
今期は安定して、チームの提供できる車両の実力を最大限発揮している角田。レースごとに、賛否の意見が舞い上がりますが、総合的にみるとその評価は高いです。特に、直近のレースではアップデートに際して最高の車両で挑戦できているとは言えない状況ながら、実力を発揮しています。イギリスのシルバーストーンでは、雨に恵まれ数少ないチャンスを確実にものにしていくことで、見事に10位を獲得しています。
ペレスの契約状況と代役候補は角田以外にも多い
- ペレスの契約状況に関して整理してみる
- 代役候補が多い今のF1界!角田以外の選択肢は避けられない
- 【第三者候補筆頭】僚友ダニエル・リカルドは強敵になりえるか
- 【期待の新人】リアム・ローソンとは?
ペレスの契約状況に関して整理してみる
ペレスは2024年シーズンの初めにレッドブルと新たに2年間の契約を結びましたが、その契約にはパフォーマンスに基づく解除条項が含まれていると報じられています。レッドブル側が求めているパフォーマンスのレベルを達成できなければ、過去のドライバー同様シーズン中の交代があります。
この条項により、ペレスがチームメイトのマックス・フェルスタッペンに100ポイント以上の差をつけられた場合、契約が解除される可能性が高いです。今現在、すでにポイント差は着実に広がっており「137ポイント」まで拡大しています。いつ契約が撤回されても、文句言えない状況となっています。
代役候補が多い今のF1界!角田以外の選択肢は避けられない
ペレスの代役として名前が挙がっているのは、角田裕毅だけではありません。ダニエル・リカルドや新人のリアム・ローソンも候補として考えられています。その他、大穴の可能性を考慮すれば現役のF1ドライバーである「サインツJr.」もあり得ます。今現在、赤い跳ね馬であるフェラーリをドライブするスペイン人は、とても有力な候補です。
いきなりRBから角田を引っ張るよりも、フェラーリで安定した成績を残している彼を採用する選択肢が安全策でしょう。後任の育成や、今後の関係性など、考慮するべき項目は多くあります。ペレスの後任としては、様々な第三者が考えられます。
【第三者候補筆頭】僚友ダニエル・リカルドは強敵になりえるか
リカルドは2024年シーズンで、一定以上のパフォーマンスを見せています。特にシルバーストーンでのレースでは13位に入るなど、運がない時もありますが、結果を残しています。彼の経験と実績は、レッドブルにとって大きな魅力です。過去にもレッドブルでレースをしていた経験があり、ミスターオーバーテイクの異名を与えられるなど、レースのIQは非常に高いです。
ペレスの代役が角田以外となるのであれば、ダニエルは有力候補です。ダニエルの強みは、慣れていないような車でも一定以上のスペックを出せることです。そして、勝負どころの勘が強く鮮やかにオーバーテイクしていく姿に、多くのファンがついています。ペレスの代役を考えたとき、まず名前が上がるのは「ダニエル・リカルド」でしょう。
【期待の新人】リアム・ローソンとは?
リアム・ローソンは、2023年シーズンにアルファタウリでデビューし、その後も安定した成績を残しています。彼の若さとポテンシャルは、レッドブルの将来を見据えた選択肢として非常に魅力的です。彼自身も、上にステップアップするチャンスを望んでおり、レッドブルともその意見は一致するでしょう。
リムローソンは、ニュージーランド出身のドライバーであり、F2では2年間活動していました。わずか二年でF2の壁を乗り越えて、F1の世界にやってきた彼の才能の高さは計り知れません。2023年シーズンは、F1にはサポートドライバーとして参戦し、スーパーフォーミュラで活動をしていました。
絶望的?角田がペレスの代役に収まる可能性はあるのか?
- 角田がレッドブルのシートに収まる可能性は?
- 角田のこれまでの成績について
- 角田が持つ人気と過去の問題発言について
- 角田がレッドブルのシートを獲得するために
角田がレッドブルのシートに収まる可能性は?
様々な第三者囁かれている中、最近は角田を推す声も少なくはありません。正直なところ、可能性はかなり低いと予想していますが、まだレッドブルの席に収まることはできるでしょう。ただし、かなり厳しい戦いになります。やはり、ダニエル・リカルドはこれまでのF1で印象深いシーンが多く、実際に第一線で活躍していた実績も残っています。また、リアムローソンに関しては、今現在はフリーな状況であり、手を出しやすいところがあります。
角田はRBでは、エースドライバーとなっており、安易に引き抜きができません。また、角田に関してはヘルムートマルコ博士や、クリスチャンホーナー代表からの印象が悪いのか、あまり「角田を考えている」という声はありません。実績だけ考えると「ダニエル」「サインツJr」のほうが優勢であると言う外ないでしょう。
角田のこれまでの成績について
角田は2021年にF1デビューを果たし、これまでに75回のレースに出場しています。彼のベストフィニッシュは4位であり、ポテンシャルを示していますが、まだ優勝経験はありません。ちなみに、日本人最高順位は3位表彰台であり、日本人としてはとても貢献しているといえるでしょう。
今期の成績に限った話をすると、かなり安定して高い水準の結果を残しています。10位前後で決勝レースを得ることができれば、かなり評価が高いです。今の中盤組では、RBはやや遅れをとっているところが目立ちます。その中で、アロンソなどの強敵が犇めく中、何度もチームメイトの上を行きポイントを獲得してくる姿は多くのメディアを驚かせてきました。
角田が持つ人気と過去の問題発言について
角田は日本国内で非常に人気がありますが、過去の発言や行動が一部で問題視されており、これがレッドブルのシート獲得に影響を与えている可能性があります。過去の無線では、何度も放送禁止用語を叫ぶ姿が報道されており、本人も「不満を吐くだけだった」と振り返っていました。チームとの正しいコミュニケーションを身に着けた彼は、チーム一丸となって今は戦っています。
ただ、彼の発言を取り上げるメディアが多く、悪目立ちをしていることも事実です。チーム無線は、チームに対してどのようなフィードバックを齎すのかに直結する要素です。チームにとってよりポジティブな結果をもたらすためには、レース結果以外の様々な要素が関係してきます。角田は、代役を務めるためにより多くの情報を持ち帰ることができるドライバーに成長する必要があります。
角田がレッドブルのシートを獲得するために
角田がレッドブルのシートを獲得する可能性は、彼のパフォーマンス次第と言えます。現在のところ、ペレスの後任として最有力候補の一人であることは間違いありませんが、リカルドやローソンといった他の候補者も強力です。過去の問題発言を顧みて、どのように成長していくのか示していかなければなりません。レッドブルに昇格しても、「安定して最高の結果を持ち帰る」ことができなければ、意味がありません。彼の今後の活躍には、こうご期待というほかないでしょう。
失墜ぺレス!その代役は角田ではない第三者って本当?総括
2024年シーズンのF1は、レッドブルレーシングのドライバーラインアップに関する議論が熱を帯びています。ペレスのパフォーマンスが期待外れである一方、角田裕毅やダニエル・リカルド、新人のリアム・ローソンがその後任候補として注目されています。最終的な決定は、ペレスの今後のパフォーマンスと他の候補者の成績次第となるでしょう。誰が、ペレスの代役を務めるのでしょうか。もしくは、このままぺレスが続投されて、F12024年シーズンを終えるのか。今後の展開に、注目です。
それでは、これからも良きオタクライフをお過ごしくださいね!
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