グリザイア:ファントムトリガーは何年後?前作との繋がりも徹底解説
今回紹介するのは「グリザイア:ファントムトリガー」です。大人気ゲームであり、これまでにアニメになる他映画化もされました。特に、グリザイア:ファントムトリガーは、2019年に「グリザイア:ファントムトリガー THE ANIMATION」として前後作で発表されました。劇場アニメだったので、観ていない人は是非とも見ていただきたいです!また、2025年1月からは、アニメシリーズ放送も決定しています。
今回は、そんなグリザイア:ファントムトリガーと前作であるグリザイアシリーズとの繋がりを詳しく紹介します。また、前作の何年後の話であり、ファントムトリガーの登場人物たちはどんな過去を持っているのか。そして、ハルトの正体なども考察していこうと思います。今回のブログは、ゲーム・アニメのネタバレを多く含んでいます。まだゲームアニメを堪能していない方は、前作何年後なのか、見どころなどのネタバレが含まれていることに注意してくださいね。2025年1月のアニメに備えていきましょう!
グリザイア:ファントムトリガーは前作の何年後?前作との繋がりは?
- 実は何年後の話なのかは具体的には不明!
- 前作との繋がりは濃く残っている
- 雄二はシルエットのみ登場する?
- ハルトノ正体は?
- ファントムトリガーのアニメはいつ?
- 美浜学園はどうなったの?
実は何年後の話なのかは具体的には不明!
ゲーム版をプレイしてもアニメをプレイしても、「前作何年後世界かは不明!」なんです。僕も気になっているのですが、前作の「グリザイアシリーズ」から、何年経過しているのかは明かされることはありませんでした。ただ一つ言えるのは、数年が経過しているが数十年は経過していないということです。これは、タナトス事、「風見一姫」の存在がそれを証明しています。何十年も経過していると、さすがの一姫も無力化されることがあると思いますが、作中ではそういった描写がホボないです。
前作との繋がりは濃く残っている
前作との繋がりはかなり残っています。例えば学園は「美浜学園」ですし、「海上油田爆発事故」や「ヒース・オスロ」などの存在はそのまま引き継がれています。特に、「海上油田爆発事故」に関してはファントムトリガーで重要なSORDが発足した原因でもあります。
海上油田爆発事故で、CIRSが明らかになってしまい、美浜学園は解体されましたからね。その後、CIRSを引き継ぐ形でSORDが形成されて、その勉強の場所として再び美浜学園が利用されています。つまり、世界観は一緒とみて問題はないでしょう。完全にとまではいきませんが(世界が進むにつれて設定が変更されているので)、物語の続編・スピンオフ作品のようなモノです。前作との繋がりは色濃く受け継がれています。
雄二はシルエットのみ登場する?
前作までの主人公の風見雄二は、シルエットのみ登場が確認されています。というのも、ファントムトリガーは前作の後継の世界です。危ない世界から足を洗った雄二たちの存在は、ほぼ語られることも紹介される事もありません。登場するシルエットというのも、護身術に関するDVDを作成したものが残っているだけ。作中で、雄二の護身術に関するDVDが登場して、その中で活動している雄二シルエットが確認できるのみです。伝説的な存在として扱われています。
実質的に、登場することはなく、物語に深く関与してくることもありません。そういった意味では、グリザイアの前作とは別物と言っても過言ではないですね。
ハルトノ正体は?
今回、ファントムトリガーではハルトが中心となって小隊を形成しています。そのハルトの正体は、戦術指導員です。教員の立場ですが実はその記憶の一部が失われて、経歴に関しても空白にされている個所が目立つ謎の人物です。物語には指導員だけではなく、ハンドラー(伝習員)として活躍し、小隊のメンバー(女性)から多く慕われています。
ハンドラーとして活動する傍ら、常に刀を携帯しており近接戦闘では無類の強さを誇ります。一方で、拳銃の扱いは才能がないらしく、一切的に掠る気配もありません。そんな近接特化なハルトですが、実力は折り紙付きです。実は、CIRSの職員でもあった彼は膨大な戦闘経験を持ち、高い戦闘IQを持っています。
ファントムトリガーのアニメはいつ?2025年1月!
ファントムトリガーのアニメが放送されるのは、2025年の1月からです。2024年予定でしたが、実際には冬アニメとなってしまうため、延期されてしまう形になりました。ですが、2024年11月現在では、1月放送が確定しています。第一弾のPVも公開されており、アニメへの期待値は相当高くなっていると言っても過言ではありませんね。アニメの内容はこれまでの、SORDなどの話の続きと考えてよいと思います。アニメ視聴前に予習が必要になりそうですね。
美浜学園はどうなったの?
前作で物語の中心だった美浜学園は残っています。先述しましたが、実は美浜学園は一度解体された後に、買収されて、再び政府の物になります。ファントムトリガーでは、詳細に解説されるシーンはありませんが、立地や作りを見てもどう考えても美浜学園ですね。立ち位置としては「特殊技能訓練学校」という立場で登場しています。
なお、美浜学園が残っているから前作のグリザイアシリーズよりも時系列が前と言われることもあります。ですが、CIRSの後継がSORDでありタナトスさんがいることから、後継の世界であることは確実であるとわかります。
グリザイア:ファントムトリガーは何年後?前作との繋がりも徹底解説
- グリザイア:ファントムトリガー TEH ANIMATION 01.SORD
- グリザイア:ファントムトリガー TEH ANIMATION 02.ソウル・スピード
- グリザイア:ファントムトリガー TEH ANIMATION 03.スター・ゲイザー
- ファントムトリガーってどんな話?
- 受け継がれる9029の遺伝子とは?
- ファントムトリガーシリーズの個人的な感想
グリザイア:ファントムトリガー TEH ANIMATION 01.SORDのあらすじ
ファントムトリガーのアニメ版第一作になります。物語は、美浜学園に何も知らない新任教師である「有坂秋桜里」が着任して、美浜学園の姿を初めて目撃する。担当するクラスはAクラスであり、そこにはハルトを初めとする「殺し屋」と出会います。普通の学校だと思って赴任してきた有坂は、戸惑いを隠せない状況の中学園での生活をしていきます。その中で、人吉会という国の指定犯罪組織に拉致されることに………。
拉致から見事に開放された有坂は、この場から立ち去るか残るかの選択を強いられます。そこで有坂は、これまで接してきたAクラスの少女たちの日常を守るために、一つの決断を下すのでした。
グリザイア:ファントムトリガー TEH ANIMATION 02.ソウル・スピードのあらすじ
午前5時30分。とある県の港で、入国する予定だった海外の重要要人の消息が突如不明になってしまいます。その調査を受け持ったのは、京船桜が丘学園の伝習員の宇川だった。同じ育成高同士の繋がりから要請を受けたハルトたちも、この事件の調査に向かう。その調査のさなか、A組生徒であり接近戦闘の天才殺し屋である、レナの妹分「マキ」が敵対組織に所属していることが明らかになった。しかも、敵対している組織はロシアマフィアであり、そのボス直轄の用心棒であり、マキ自身も相当の実力者だった。遭遇した二人は、バイクで壮大なレースを繰り広げ、そのままガードレールを突き破り谷底へ落下。銃撃戦を行った末、殴り合いの喧嘩状態になり、レナによってその身は拘束され、マキは美浜学園に拘束されるのだった。
グリザイア:ファントムトリガー TEH ANIMATION 03.スター・ゲイザー
7月28日、A組は聖エール外国人学校のSORDとの夏季合宿の為にフィリピンへ向かう。その合宿先で、脱柵した聖エールの狙撃手であるグミを追いかける「脱柵者狩り」に参加することに。グミは、先輩であるシホと共に、フィリピンで行われた武器密造組織壊滅作戦において失敗し、シホが死亡。シホの仇を打つべく、命令無視をしてその場に留まり続け、グミは単独で組織のボスの首を狙っていた。聖エール学園としてはグミを救いたいと思っている面々が多く、A組は現地合流したのちにこの作戦へ参加し、「武器密造組織壊滅作戦」を企てて実行することに。見事にグミの手で組織のボスは打たれたが、そのグミはA組狙撃手であるトーカが狙撃し、見事に拘束することに成功した。
ファントムトリガーってどんな話?
ファントムトリガーというのは、前作であるグリザイア:楽園から数年がたった世界になっています。世界の混乱は一時的に落ち着きましたが、しっかりと裏組織は残っておりその活動はむしろ活発になっています。そんな世界で、SORDと呼ばれる極秘活動期間が発足した。これは、雄二によって露呈されたCIRSの後継であり、行き場のない少年少女を集めて有用な人材に育成し、国防戦力として活用する予定だった。廃校・解体される予定の美浜学園を再び買い取り、そこでは日夜、日本を守るための殺し屋が育成されている。
舞台はそんな美浜学園のA組で行われる。生徒は、拳銃使いのレナ、狙撃手のトーカ、爆弾魔でPCに強いシャリスト・クリス、忍者のムラサキの、計五名である。このメンバーに、教員であるハルトと、桜坂、そしてタナトスというシステムを加えたメンバーが織りなす、非日常系学園ストーリー。
受け継がれる9029の遺伝子とは?
ファントムトリガーPVにも登場する「9029の遺伝子」というワードは、CIRSで語り継がれる伝説の番号です。これは、CIRS内でエースに着けられる番号であり、前作の主人公風見雄二のコードでもありました。彼に割り当てられた番号は「I-9029」で、特殊工作員のエースとして狙撃では他の追従を許さないほどの成績を残し続けていました。風見雄二がこの番号を獲得する前は、師匠である麻子がこの番号を所持しており、その弟子に受け継がれました。
CIRSの後継組織であるSORDでも、この9029は伝説として残っています。風見雄二という存在は伝説として語り残されており、この遺伝子を継ぐということは相応の覚悟と戦いの日々を生きることがある意味で義務付けられてしまいます。
ファントムトリガーシリーズの個人的な感想
ファントムトリガーの個人的な感想としては、「殺伐とした世界観が強い」という印象です。もちろん、前作も十分に殺伐としており、登場人物の過去は全員悲惨でした。むしろ、救いどころを探す方が難しいという鬼畜仕様でしたね。それを踏まえてみると、ちょっと悲惨さは薄まり、物語の幅の面で広がっていると思います。幅というのは、「悲惨で救いようがない過去がある」という所に単に救いの手が差し伸べられるだけ……という展開ではないということ。前作でも十二分にこの幅は広く、各少女たちの精神的技術的成長は見ていて、目を見張るものがあったと思います。
ファントムトリガーではその良さを残しつつ、悲惨さと残酷さが少し薄まり、想像しやすい内容になっています。それはこちらの想像力を掻き立てるだけではなくリアルなイメージを持たせて、その上で少女たちにさらなる試練と苦悩を与えていきます。プレイしてみればわかりますが、最終的に救われているようで誰も救われていないのです。前作は雄二が最後に逃げて~ってことでみんな楽園に行くことで閉まりましたが、これ以外のラストで報われるような未来があるのだろうか。今の流れだと、結構難しいのではないかと思いました。
グリザイア:ファントムトリガーは何年後?前作との繋がりも徹底解説の総括
最後に、この記事をまとめていこうと思います。結論、「何年後かは不明。少なくとも10年以内」ということが答えだと思います。前作との繋がりは多数残されています。それは「美浜学園」「SORDの存在」「雄二のシルエット」「タナトスシステム」など、多数ありました。少なくとも、前作までの後継の世界であることは、まず間違いないと思ってい良いでしょう。
2025年1月にはアニメ放送も始まります。楽しんでいきましょう。それでは皆さん、よきオタクライフ、よきアニメライフをお送りください。
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