【推しの子】ルビーの闇堕ちセリフが多い!闇落ちの理由と名言を解説

2024年9月16日

アニメ第二期が始まる今!メインキャラの一人である、ルビーの闇落ち名言を今一度振り返ってみましょう!彼女の闇の深さや人となりを知ることで、よりアニメを満喫できます。もちろん、原作本を楽しむことも大事ですね。

アニメが待ち遠しい今、視聴する前に彼女の魅力の一つでもある「闇落ちセリフ」について振り返ってみましょう。

星のルビーの闇落ちセリフが多いのは本当?

推しの子HPより引用
  • ルビーの闇落ちに関して
  • 目標が変わる理由は?
  • ルビーが闇落ちしてしまう理由
  • 闇落ちしても復活する!
  • 原作で病み落ちは何話?

ルビーの闇落ちに関して

ルビーが闇落ちしてしまう、ということが昨今話題になりました。原作での闇落ちシーンが公開されたこともあり、原作を知らない人でもSNSで見たことがあるのではないでしょうか?アニメ一期を視聴した方の中には「あんなに明るい女の子が!?」と困惑するかもしれませんね。

母親譲りの目を引くルックスに、きれいな金髪。星を宿した瞳だけではなく、アイドルとしてのカリスマ性やダンスの才能を開花させていきます。活発に行動する傾向があり、何にでも挑戦できる姿勢は、アイドル向きであるといえるでしょう。歌は壊滅的に下手であると周囲のキャラクターから言われるところも、彼女の魅力となっています。この情報だけだと、本当に闇落ちするのか?と心配にになります。ですが、安心してください、ちゃんと落ちます。

というのも、思い出してみれば赤ちゃん時代には、母親である「星野アイ」のアンチとレスバを繰り広げるほどの重度オタク。何かに入れ込む、その熱量は大変大きなものがあります。そして、その熱量はアイドルになることに向けられており、彼女は生来の真っ直ぐさとその芯の強さを武器に、アクアたちの説得に成功します。これは一見すると強さですが、脆さでもあります。その脆さが表に出てしまうと、最強に見える彼女の弱点となってしまうのです。

ルビーが闇落ちしてしまう理由

そんな一見すると最強で、アイドルを純粋に目指すルビーが闇落ちしてしまうには原因があります。それは、「どんな手を使ってでもトップアイドルの座に君臨し復讐を果たす」という目標設定です。その最終目標は「ゴローとアイを殺害した犯人への復讐」です。どこかで聞いたことがある内容ですね。そう、「アクア」と一緒です。母親「星野アイ」が好きで、アイドル「星野アイ」の熱狂的なファンであった二人は、彼女の死の真相を明らかにするために奮闘することになります。アイドルになることのへの目標設定が大きく変わり、「アイドル活動は復讐への手段」と変わりました。初めからその手段を講じていたアクアとは違い、それまで純粋にアイドルを目指していた彼女。そんな彼女にとって、この変化はあまりに大きく、原作ファンの中で「闇落ち」として知れ渡りました。

ただし、この闇落ちは物語を大きく加速させる要因になります。これまで以上に、活発に活動していきます。その勢いはとどまるところを知らず、ある種手段も択ばないで活動する彼女は一気にスター街道を駆け上がっていきます。そして、同じくして物語も急激に盛り上がっていくのです。物語を進めるために必要な要素だったのかもしれませんね。

目標設定が変わった理由について

ルビーの目標設定が変化したのは、「ゴローの死、そしてその事件が母親であるアイの事件とも深く関わっているという事実」を知ったからです。この事実は、ルビーにとってあまりに重いものです。彼女が強くアイドルとして活動したいと願ったのは、前世に関しています。前世では、病気に悩まされて一切運動などができなかった。そんな彼女によりそい、支えてくれてのがアクアの前世である、吾郎(ゴロー)でした。今も生きているであろう彼に見つけてもらうために、彼女はアイドルを目指していました。ただ、その目標もすべて、当の本人がいなければ無に帰ってしまいます。

闇落ちしても復活する!

ルビーは闇落ちしたまま、しばらくの間物語が進行していきます。その間、様々な苦難が彼女に訪れてしまい、時には兄であるアクアと大きく喧嘩することもあります。文句を言いあいながらも、なんだかんだお互いを大事にしていた二人。そんな二人だからこそ、「修復できないのではないか?」と心配になるほどの大きな亀裂は、読者の心を大きく揺さぶりました。「次どうなるのか」という、期待にも似た不安が胸中を駆け巡りましたね。

そんなルビーですが、123話において無事に瞳に光を取り戻します。その理由は、「アクアがゴローの生まれ変わりである」ということを知ったからです。ここにきて、初めてお互いの前世を知ることになる二人。その事実が、ルビーの心の闇を救うことになりました。

原作で病み落ちは何話?

ルビーが闇落ちしてしまったのは、原作で『8巻第80話「願い」』です。この前の話でも、闇落ちに近いセリフを吐いていました。この80話では、ルビーはアクアの近くにいる天才役者である「黒川あかね」から、一つの予想を聞き出します。それは、「アクアがなぜ芸能界にいるのか」ということです。しばし悩んだしぐさを見せるあかねでしたが、その答えは確信を的確についた形で、提示されます。それは、「アクアの合いたい人が芸能界にいるから」という内容です。それは、アクアが芸能界で活動する理由にほかなりません。そして、ルビーはこの話を聞いて、自分の中でも納得してしまいました。

あかねの回答から、「アクアの合いたい人=アイを殺した人」という方程式が成立した瞬間です。つまり、アイを殺した人間が、芸能界にいる可能性が高いということ。この瞬間、闇落ちが確定しました。そして、これまでの前向きな姿勢とは、明らかに違うセリフが飛び交うようになります。

前話までに、「アイとゴローが死んでいること」「二人を殺した人物は共通であること」を知り、「復讐を決意」することに。本格的に、これまで大好きだったアイドル活動を復讐の手段に利用することを決意するには、あまりに直接的で、蜜のような甘さを持った事実でした。

星のルビー闇落ちセリフ集!原作のネタバレ注意!

名言名鑑より引用
  • 絶対に殺してやる
  • 早くアクアがママと先生を殺したやつを見つけ出せますように
  • ママを殺した男を見つけ出すまで絶対に逃がしたりしないから
  • 無理なんだよ。綺麗にまっすぐこの世界で売れるなんて
  • 嘘吐き嘘吐き嘘吐き、みーんな嘘吐き

絶対に殺してやる

殺意高めのこのセリフは、ルビーが闇落ちする前話の79話でのセリフです。ゴローとアイの死の真実を知ったルビーが復讐を誓った時のセリフですね。犯人がいまだ捕まっていないことを知り、「許せない」という言葉を言った後に、続いた内容です。復讐心があらわになり、瞳に輝いていた星の輝きは、反転して真っ黒に染まってしまいます。当時の絵にも、真黒な背景に黒い鳥の羽が舞い散り、とても正常である状況だとは思えない描写でした。この話の、このシーンで「ルビーが闇落ちした」という方もいます。確かに、納得のセリフですね。

早くアクアがママと先生を殺したやつを見つけ出せますように

このセリフは、「漫画8巻の80話」でルビーが放ったセリフです。闇落ちした直後に、ルビーが暗い瞳を宿してはなったセリフです。一見すると兄への期待のセリフに聞こえますが、その実かなり黒い感情がうごめいていることがわかります。また、このシーンは「荒立神社」で神に願うほど強い願いとして描かれています。この時に撮影したMVでB小町が飛躍的に知名度を獲得するのですが、その撮影時に放つようなセリフではないですね。

ママを殺した男を見つけ出すまで絶対に逃がしたりしないから

推しの子の「原作漫画9巻第84話」で放ったセリフです。これは犯人に言い放ったセリフではなく、そのプロデュースをしていた、壱語へ言い放った言葉です。アイとゴローを殺した犯人について、一番知っているであろう壱語。彼から情報を引き出して、確実に犯人を捕らえるという決意を表したセリフです。この時のルビーの瞳には、両目に大きな黒い星が描かれており、その心情が深く大きな闇にとらわれていることがわかります。背景も真っ黒に塗りつぶされ、不気味な雰囲気を醸し出しています。その中で、きれいに描かれたルビーの表情は、セリフも相まって非常に不気味です。

無理なんだよ。綺麗にまっすぐこの世界で売れるなんて

推しの子「原作漫画 10巻93話」に収録されたルビーのセリフです。アクアに苦言を呈されて、その時の返答の言葉になります。このセリフの後には、「それに、私こっちのほうが向いてるみたいなんだよね」と続いていきます。それまでのルビーを見ていただけに、このシーンではアクアにもダメージが入りました。

これまで、純粋にアイドルを目指して頑張ってきました。本当に同一人物が放ったセリフだとは思えないですよね。原作2巻では、「絶対にママみたいになるんだ」と、強くアイドルになることを決意した彼女。本来であれば、きらびやかな世界で、煌びやかなステージで踊り歌い、ファンに元気を届けるアイドルになるはずだった少女。本当に、同一人物なのかと目を疑ってしまうシーンです。

嘘吐き嘘吐き嘘吐き、みーんな嘘吐き。

推しの子「原作漫画10巻106話」より、ルビーがアクアに放ったセリフです。これまで、多くのことを隠して、裏ではたくさん活動してきたアクア。ルビー自身も、どこかそうした一面があることを知っていた中、ついに二人が決別することになりました。この決別に対して、ルビーはあまりにもあっさりと決断していました。

この後には、「私はもう、アクアの事を家族なんて思わないから。さよならお兄ちゃん。」というセリフが続きます。二人の決別の瞬間を切り取ったシーンでは、ルビーの迫力ある表情とともに、歪んだ彼女の心境を示しているかのような背景が描かれています。特に注目するべきは、この時の瞳です。左右で、その星の輝きの色が違います。この輝きの違いが何を示すのか、気になりますね。

推しの子を盛り上げる!ルビーの闇落ちセリフの数々

名言名鑑より引用

今回は、星のルビーの闇落ちを取り上げてみました。第二期が近づく中、個人的には彼女の持つ光と闇の側面をどこまで見れるのか期待しています。もちろん、そこまでアニメが進行するとは思いませんが…。大人気作であり、個人的にも応援しているので、今後の展開にも期待ですねっ!

それでは皆様、よきオタクライフ、良きオタク活動をしていきましょう!

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